愛おしさと哀しみの不倫の悩みを占いに託す

初めはなんとも思っていなかったのに、少しずつ気にし始め淡い恋心が芽生えて来ます。そして、気が付くと相手を目で追っている自分に気付くのです。ちょっとしたことをきっかけに、キスを交わし抱きしめ合い、愛情を確認していく様になります。ただ二人でいることが楽しい、このまま時は止まれば良いのにと何度思ったことでしょう。夫がいる身、妻がいる身でありながら、抑えようのない気持ちの昂り。不倫は、心にこれまでにない喜びと充実をもたらしてくれる時を与えてくれます。
しかし、同時に心の奥に小さな陰をつくり、徐々にそれが大きくなっていくものです。時には、相手への信頼が疑いの心に変わってみたり、家族の普段通りに接する姿に罪悪感を感じたり、逢瀬のために嘘を言ったり、少しずつ不安や悩みの陰は心を覆っていきます。このままではいけないことは充分に分かっているつもりでも、抑えることの出来ない相手への慕情。相手を思えば思うほど、その陰は大きくなって、あなたを覆って来るものです。
不倫の問題は、時として自分ではどうしようもないものとなってしまいます。誰かに相談しようか、でも相談したら、この二人の関係は終わってしまうのではないかと、また不安や悩みに飲み込まれていくのです。
もし、それを解決したいのであれば、占いに託すことも必要かもしれません。占いは、その状況の中で苦しんでいる人からは見えない導きを与えてくれるものです。気付けなかったことを気付くことが出来る可能性を秘めているものです。最初は、なぜそのようなことを言うのだろうと半信半疑になることがあるかもしれませんが、その助言を手掛かりに自分や相手を見つめ直すことが必要とされている場合もあります。
占いは、善悪の判断を出すためのものではなく、事象をありまのままに開示するものです。今の状況、未来のことなど、育った環境などでものの見方や考え方に傾きがある人間には、なかなか見ることが出来ない視点を与えてくれるものです。その視点を得ることで必ず視野が開け右に行けば良いのか、左に行けば良いのか等、大切な判断材料を与えてくれます。
不倫の悩みで苦しんでいたことから、相談者を解放することが出来る可能性が出て来るのです。どの道を選んでも自分自身の人生なのです。暗闇に灯った一筋の光が行くべき道を指し示してくれるでしょう。これまでは、それが分からなかっただけなのですから、悩みとして陰をつくっていたに過ぎません。新しい自分自身になる大切なチャンスが来ているということです。